「なんちゃって」問題-オタクとセクシュアルマイノリティのビミョウな関係

これだけオタク文化が一般に浸透しているのに、オタクはマイノリティと名乗っていいかは微妙なところですが、ともかくセクシュアルマイノリティとオタク、この二つはどうも親和性が高いような気がしています。
(セクシュアルマイノリティ=同性愛や性別違和などの、いわゆる王道ヘテロセクシュアルな人以外を指す)

が、オタクは厨二病を発症しやすいことからか、どうしてもセクシュアルマイノリティでオタクと言うと「そのセクシュアルマイノリティ、なんちゃってじゃねーの?かっこつけてマイノリティとか言ってるだけじゃねーの?」と思われてしまう側面があります。
実際なんちゃってや、「思春期によくある性のゆらぎ」である場合もあるでしょうが、これは他者が外部から判断していいことではないですよね。

実際にはこんなことを言う方はそんなにいないでしょうが、それでもマイノリティかもしれないと考える人はオタク同士の相互監視(「あいつあんなこと言ってるけどなんちゃってじゃないのか」)を意識してしまいがち。

なぜなら、もとからオタク趣味自体が(公になってきたとはいえ)人から後ろ指さされがちなマイノリティの一種であったから、というのが大きな理由。
つまり、オタク趣味でさらにマイノリティだと二重に苦しむ場合があるかもしれない、ということです。

その内在化した視線から脱するには時間が掛かるかもしれないですが、自分で自分になんちゃって認定するというのもなかなか辛いものがあるので、「別にオタクでマイノリティなんて人は他にもいるだろう」と流せるようになるのは早い方がいいです。
似たような人を誰か見つけて知り合いになるのが手っ取り早い…が、なかなか難しいですよねぇ…
人との繋がりが大事なのはわかるんだけれども、オタクにマイノリティにさらにコミュ障をこじらせている身にはきっついなぁ…ははは…

オタク…というかBL論で最近気になっている一冊。

BL進化論 ボーイズラブが社会を動かす

新品価格
¥2,916から
(2015/8/23 10:50時点)



と、

「性別が、ない!」人たちの夜の事件簿

新品価格
¥1,080から
(2015/8/23 10:51時点)



偶然検索で見かけて興味を惹かれたセクシュアリティ本。
関連記事